2024.06.04
フィギュアスケート選手の治療とケア
2023.06.28
「足がむくんでだるい」「なんとなく足が重たい」「夕方になると足がパンパンになる」など、足のむくみで悩んでいませんか?
むくみは全身に起こりますが、特に自覚症状が強いふくらはぎは、強く痛みを伴うこともあり早めに解消したいものです。
今回は足のむくみに効く鍼治療とその効果についてご紹介します。
むくみとは、余分な液体・水分が溜まり、腫れている状態を指します。これは、血液やリンパ液の循環に問題が生じることによって引き起こされます。しかし、慢性的なむくみを抱えている方の中には、血流や代謝の異常の他にも様々な病気が隠れているケースがあるので注意が必要です。
運動不足の方は、筋肉が衰えていき、身体全体の血行が悪くなります。特にふくらはぎは血液を心臓に戻すためのポンプとして機能しているため、ふくらはぎの筋肉が落ちてしまうとポンプ機能も衰えてしまい足の血液が心臓に戻りにくくなり、水分や老廃物が足にたまりむくみに繋がります。
ずっと同じ姿勢の状態でいると、運動不足の方と同様に、ふくらはぎの動きが少なくなり、ポンプ機能機能が低下し、足の血液を心臓へ送り戻す効率が悪くなりむくみに繋がります。
毎日のお風呂で湯船につからずに、シャワーだけで済ませてしまう方もむくみを招きやすくなります。シャワーの場合、体全体を温めることができないため、血行がうまく循環せずむくみやすい身体になってしまいます。湯船につかることは1日の疲れをとるリラックス効果もあるため、夏でも湯船につかることをおすすめします。
エアコンが効きすぎて、身体が冷えると体温を逃さないように交感神経が働いて血管を収縮させます。そのため血流が悪くなりむくみへと繋がります。
味の濃い食べ物、塩分の高い食べ物を摂りすぎるとむくみの原因となります。塩分には水分を抱え込む性質があり、余分な水分をうまく排出できなくなってしまい、体の中に溜まってしまいます。
女性は男性よりも筋肉量が少ないため、足がむくみやすい傾向にあります。また、妊娠や生理などのホルモンの影響でむくみが出やすいです。
鍼が特定の経絡やツボに刺激を与えることで、血液の循環が促進されます。これにより、足の血液やリンパ液の流れが改善され、むくみの軽減が期待できます。
鍼が経絡やツボに刺激を与えることで、組織に滞留している余分な液体の排出を促進します。これにより、足の浮腫(むくみ)が減少し、スッキリとした状態になる可能性があります。
鍼の刺激により血液やリンパの流れがよくなると、新陳代謝も活発になります。もともと人間の身体に備わっている自然治癒力や免疫の働きが高まって、不調の改善や、病気になりにくい身体づくりに役立ちます。
鍼の刺激によって、足のむくみの痛みを抑える作用のあるホルモンが分泌されます。また、同時に脳に痛みを伝える神経の働きをブロックするため、痛みが伝わりにくくなります。この2つの作用により、痛みが緩和されると考えられています。
鍼には自律神経のバランスを整える効果があります。自律神経には身体を活動させるために働く交感神経と、身体を休ませるために働く副交感神経の2つがあり、この2つのバランスの乱れから現れる様々な症状を改善してくれます。
鍼の刺激により、リラックス効果のあるホルモンが分泌されます。また、ストレスや緊張を和らげるツボや、心を安定させる作用のあるツボを刺激することで、自律神経のバランスを整え、リラックスした状態になります。
・夕方になると足がパンパンになる方
・足のむくみで悩んでいて、色々な治療を試したが鍼治療は試したことがない方
・マッサージをしても足のだるさや重さがとれない方
・運動不足の方
・足のむくみで痛みが出る方
「たかが足のむくみ」といっても、だるさや痛みが続く場合は早めに解消したいものです。
身体の不調だけでなく、ストレスや緊張にも効果がある鍼治療。
つらい症状の改善だけでなく身体の調子を整えて自然治癒力や免疫力を高めることで、病気の予防にも役立ちます。
このコラムを読んでいる人はこんなコラムも読んでいます。
ヘルスラボ狛江では、鍼治療コースをご用意しています。
当施設初めてご利用のお客様は、お電話・web・lineにてご予約承っております。
お身体についてのお悩みやご相談がございましたらお気軽にお問い合わせください。
電話番号:03-6311-2821
住所:〒201-0014 東京都狛江市東和泉1丁目14−15 キャニオンスクエア1F
アクセス:小田急線「狛江駅」南口より徒歩1分
伊藤 萌(Moe Ito)
1988年生まれ、東京都出身。主に直営店舗のデータ管理やPRを担当。
ヘルスラ狛江の最新記事をチェック!