2024.04.07
産後の腰痛の原因と対処法をご紹介!
2016.10.16
産後直後〜1ヶ月までのママの身体ってどんな状態になっているか知っていますか?
これからママになる方や今まさに産後直後のママさんにご紹介します。
出産したら妊娠前の身体に戻ると思っている方が意外と多いのですが実際はそうではありません。
病院での一ヶ月検診で検診は終了しますが、その後の約1年間の授乳中には様々な体調や精神のストレスや変化が起こります。
分娩後、6〜8週間は産褥期と呼ばれ、母体の身体変化が強い時期です。
家族や周囲の人間が、積極的に育児や家事に参画し、母親がしっかり養生できる環境作りを行う期間になります。
「産後の床上げまでは3週間」という言葉がある様に、3〜4週間は赤ちゃんへの授乳やオムツ替え以外は休みましょうというものです。
産褥期に見られる異常の出現は産後10日くらいまでがリスクが高く、また子宮復古が3週間くらいかけて進んだり、母乳分泌が安定するまで3週間ほどかかるためです。
本来は、マタニティブルーズ症候群と言い、妊娠中のうつ状態ではなく、産後3日以内に生じて数日から数週間続くもので、ホルモンバランスの不安定感から出現し、涙もろさ、イライラ、睡眠障害、焦燥感、食思低下、些細な事で傷ついたりしやすくなります。
このマタニティブルーズが重症化して起こる事が多いのが、産後うつ病です。
産後3〜6カ月以内になる事もあります。
産後うつ病では慢性的な疲労感、気力の低下、自己評価の低下、集中力の低下、あかちゃんへの過剰な心配または関心の低下や悲観的な考えが出やすくなります。
また、以外と知られていませんが、産後うつは女性だけではなく、男性にもおこります。
・骨盤の広がり、骨盤底筋の緩み、腹直筋離開
骨盤は分娩により大きく広がり、骨盤底筋の筋力が低下している為骨盤を筋肉で保持できず、歩行や長時間の立っていたりすると、恥骨や股関節に痛みが出ることがあります。また骨盤底筋が緩んだままだと、子宮や膣が下垂してしまうことがあります。
・子宮の痛み
容積が1000倍に膨らんだ子宮が元の状態に戻る為強い痛みを伴うことがあります。後陣痛と言い出血を止める為にも必要なものになります。
・乳首の黒ずみ、母乳の分泌
赤ちゃんが吸い付く際に肌を守るためにメラニン色素が多く生成されることで色素沈着を起こし、乳首の色が濃く黒ずんできます。
母乳の分泌により1日600〜1000mlの母乳が出て約600kcl消費すると言われています。
母乳分泌の為体内の水分が乳房に集まるので腸の脱水や緊張低下で便秘になりやすい時期でもあります。
・妊娠線
胎児の成長と共にお腹が大きくなりますが、その際表皮という一番上の皮膚は伸びますが、その下の真皮や皮下組織は伸びにくいのでの亀裂ができます。
赤紫色の亀裂が時間の経過と共に白っぽく変化していき時間の経過とともに、徐々に目立たなくなってきますが、一度出来た妊娠線は決して消える事はありません。
肌荒れや、抜け毛に加え、味覚の変化、痛み、だるさ等、様々な症状が出てくる時期です。夜泣きや授乳で睡眠時間も少なくなるので体調の変化も起こりやすいです。家事が気になったり、少ない時間でやらなければならない事が多いため、辛いことは辛いと周りの方に勇気をもって伝えて少しでも休んでください。実家に帰れなかったり、周りに手伝ってくれる方がいない場合、多くの自治体では、育児支援ヘルパー事業を実施しています。
狛江市の場合の育児支援ヘルパーのお問い合わせはこちらになります。
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内藤貴海(Takaumi Naito)
神奈川県出身。中央医療学園専門学校卒業後、2012年ヘルスラボ株式会社入社。主に、産後骨盤矯正コース・姿勢・猫背矯正コース、スタジオレッスン及び企業の健康管理を担当。
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