2024.04.07
産後の腰痛の原因と対処法をご紹介!
2018.02.14
出産後6〜8週間は、産褥期の間でまだまだ身体の変化を感じる時期ですが、床上げ時期も終了し、なんとなく育児にも少し慣れてきたかなと感じ始める頃でもあります。
少し慣れ始めてくると気になってくるのは自分の産後の体型です。
ぽっこりお腹、お尻のお肉、大きくなった太もも。特に下半身を気にされる方が多くなります。
産褥期を終えたら、無理のない運動を開始していきましょう。
月経の再開時期には授乳の有無や個人差がありますが、早い人では、産後2ヶ月位から月経が再開することがあります。
赤ちゃんが哺乳すると母乳を作るプロラクチンの血中濃度が上昇し母乳の分泌が促進されます。
このプロラクチンが多くなると排卵と、月経周期を抑制させ月経の再開が遅くなります。
ただ、必ずしも授乳させているから再開しないわけではなく、徐々に再開する方が多くなるのがこの時期です。
赤ちゃんを抱っこする事が多くなりますが、抱っこしている時に力を抜けない方って意外と多いです。
そしてまたまだ頚が据わっていないので腕にかかる負担が増えたり、授乳の姿勢で 背中が丸くなったりする事が原因で筋緊張が起こり、肩こりになってしまいます。
肩ではなく肩甲骨を意識して運動しましょう。
赤ちゃんを沐浴させたり、授乳や抱っこが主な原因です。
親指や手首に痛みを感じる方が多いです。
産後の腱鞘炎は、一般的な使いすぎの腱鞘炎と少し違い、ホルモンのバランスや慣れない作業や動作でこの時期から徐々に発症する方が増えてきます。
短ければ2~3週間。長いと何ヶ月も続く方がいらっしゃいます。
あまり強くマッサージすると痛みが強くなる方が多いので、腕を伸ばすストレッチをコツコツ行いましょう。
赤ちゃんをあやすときに立って、縦に体を揺らしながらあやす方がほとんどではないでしょうか。
この縦揺れの動きってスクワットみたいじゃありませんか??
膝が曲がった状態で赤ちゃんを抱いたまま揺れていると色々な方向に体が動きます。
動くと身体の重心も大きく動くのでその分膝にかかる負担が増えて痛みが出てきます。
上半身だけ揺らさずに、揺れる時にきちんと足の裏全体に乗る事で予防する事が出来ます。
床上げの期間が終わり、育児と共に家事などの作業も増え自分の時間も取れなくなると、体にかかるストレスや負担が増えてきます。
お母さん1年生の皆さんは、赤ちゃん中心になりますが、自分の身体は後回しだと育児にも影響してきます。
赤ちゃんの為にも1日のうちの3分だけ身体のためのストレッチも行っていきましょう。
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今中 豪(Go Imanaka)
ヘルスラボ総院長・柔道整復師。1980年生まれ、兵庫県出身。アスリート・ダンサー・音楽家・俳優をはじめ、特有の症状を持つ方々、日常生活で起こる症状の方々延べ約2万人以上の方々の施術に携わる。患者・利用者の立場に立って考え、根拠のある施術を目指し、日々奮闘中。
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